コロナウィルス対策、できることって

 

世間をにぎわす新型コロナですが、皆さまどのように対応しておいででしょうか。

大手企業の中には、不要不急の出張は差し控えるとか、大規模な集合研修は控えるとか、フレックスタイムを導入するとか、テレワークを実施するとか、対策をとられているところもあるようです。

小中高の学校のうち、公立のものは一斉休校のようですし(一部の自治体を除く)、アスレティックジムやビュフェ形式のレストラン等の利用も差し控えた方が良いような様子です。

なるほど人の多いところへ出入りすれば、知らぬ間に感染するリスクはあるでしょう。
今度のウィルスは感染しても、必ずしも自覚症状が出るわけではないのが怖いところです。
無自覚に、誰かを感染させてしまう危険がある。
だから政府がおっしゃっていることは、もっともなことで私たちはできる限りリスクの高いところへは近づかぬが良いでしょう。

けれどもどんなに気をつけていても、通勤しないわけにはいかないし、食事の買い物に行かないわけにもいかないとなれば、バスや電車、タクシーにも乗るでしょうし、スーパーマーケットやデパートにも出かけるでしょう。

結局のところ、最後は自らの抵抗力を高めるしかないのだと、私は覚悟しています。
外出時には、マスク、手袋、バッグにはアルコール除菌シートを持ち、手洗いうがいを頻繁にして、後はよく寝てよく食べるを自らに課しています。
小さな頃、冬がきてインフルエンザの季節になると、学校の先生や両親からよく言われていたことです。
「しっかり食べて、よく寝なさい。
本やまんがをいつまでも読んでいないのよ?」
「本やまんが」のところだけ今風にすると、「スマホ」に置き換えればいいのでしょうか。

特効薬のない状態で、企業は社員の環境的なリスクを減らそうと努力してくれているようです。
社員側でできることは、抵抗力をあげながらの自衛ではないでしょうか。
マスクやアルコールはもちろん有効でしょうが、まず元気で抵抗力のある状態を維持することが先なのではと思うのです。
バランスよく食べて、しっかり休む。
こればかりは、本人の自覚がなければできません。
あまりにも素朴、昔気質過ぎて気恥ずかしいような言葉ですが、

「外をうろうろしないで早く帰ってきなさい。
好き嫌いしないで食べなさい。
早く寝なさい。」

誰かが言わないといけないのかなあと、最近思う事です。